どうも!USE-bです!
最近、デジタルマーケティングの一環として、広告費を削減つつ、コンテンツマーケティングが盛んに取り入れられていますね!
しかしそこで気になるのが費用対効果。「目標達成」ができているWebマーケティング施策がどれくらいあるのかわからないですが、実際に成果が出ているメディアがどれくらいあるのでしょうか?
実際成果がでていないメディアは、さまざまな要素が関係しているかと思いますが、今回はその要素の一つである
ベネフィットについて解説していきたいと思います。
ベネフィットを知ることで、
①どんな要素を売り出すべきか
②どのように商品を売り出すべきか
③どこから始めるべきか
知ることができます。
Contents
ベネフィットとマーケティングはどのように関係してくるのか
ベネフィットとはユーザーに対して「約束された価値」。
マーケティング上では、商品・サービスの特性を理解して、顧客、またはユーザーにとってのメリットを情報として訴求する考え方に近い意味になっています。
どんな商品・サービスも売る際には強み、いわゆる「購入後に得られるメリット」を訴求するもの。そのメリットを訴求をすることで、消費者は商品・サービスを理解し、購入をしてくれるようになります。
そもそもベネフィットはどのような考えから生まれたか
ベネフィットを把握するようになったのは、マーケティングという考えが根付き始めたからだと思われます。
自分はクライアントのWebマーケティングを主な業務になりますが、目的は販売、採用、ブランディングと実にさまざま。
お打合せなどでお伺いさせていただくと、ヒアリングのお時間を頂くのですが、
すでにマーケティングにチカラを入れている企業様はほとんど商品の特性を理解されています。
そのご担当の方々は、やはりマーケティングの一環として、商品・サービス自体の特性を理解されています。
ベネフィットをマーケティングに取り入れる3つのフロー
ここからは持論ですが、商品・サービスのベネフィットをマーケティングに取り入れるためには、
以下のポイントを把握する必要があると思います。
①実際の市場性を理解してポジショニングを明確にする
②どんな消費者に売りたいのかを明確にして、消費者のその後の行動をイメージする
その後、
③どうやって売るかを理論立てていく
などの必要があると思います。
①市場性の理解の重要性
ビジネスにおいて市場性の理解はとても大切な要素です。
その商品を売るためには、どんな消費者が買うかを想定していなければなりません。
消費者が想定していなければ、「いくらで商品を購入するのか」を理解することができず、「価格設定が正当かどうか」もわからず、
「ポジティブな購買者」になってくれるかもわかりません。ポジティブでなければ現代のWebマーケティングで重要なShare(SNSやブログなどで紹介)もありませんよね。
また、競合企業との兼ね合いもあります。
競合他社との違いが明確でなければ消費者も迷ってしまいますよね。違いを強く訴求することで、商品のベネフィットに納得感が生まれます。
②どんな消費者に売りたいのか
その消費者に対して「どのように買ってほしいか」を把握する必要があります。
何かを解決・満足するために、情報を調べ、モノやサービスを求めることが多くなっています。
そんなときは、どんなベネフィットを感じてほしいかをイメージして情報訴求をおこなうことで、消費者の欲求を満たすイメージをしやすくなるものですよね。
③どうやって売るかを理論立てていく
次にイメージを固めていくのは、戦術です。
戦略はある程度、①②で固まりましたが、多くの方がイメージできていないのが、その稼働方法であり、実際に何をすればいいのかというところ。
ユーザーが10代20代なら、SNS、なかでもTwitterやInstagramを中心に計画し、
30代以降なら自然検索から流入を図り、SEO対策をおこなう計画を立てる……
普段このような戦略を立てているのであれば、僕はオススメしません。
確かにユーザーを基礎にプランを立てていますが、ユーザー像が浅く、どんな行動をしてその商品を認知しているのかが明確ではありません。
ユーザー像を立てて、戦略・戦術を考えていくことを、(先人が何というかは知りませんが)ペルソナを使ったマーケティングとして考えられます。
実際のペルソナの立て方は後日記事を書かせていただきますが、
ペルソナを具体的にイメージして、その人と同じ属性に合わせた訴求方法を考え、コピーライティングに反映していくことで、
より興味を抱かせることができます。
興味を持たせるためには、そのペルソナがどんな行動をとっていて、何を求めているかに合わせて、
求めていることに対して、商品・サービスの強みを訴求していくことが
ベネフィット―マーケティングになります。
ベネフィットの理解はユーザーを理解に繋がる
自社の商品価値を理解して、商品のブランド戦略を踏まえて販売するのは間違っていません。この記事を読まれた方は、ベネフィットの意味について調べられたかと思いますが、その意味と活用方法についてご理解いただけましたでしょうか?
確かに意味だけなら、辞書やWebのコンテンツで物足りてきます。
ですが、知っているのと使いこなしているのはまた別の話ですよね。
一度、落ち着いて商品の特性や理解を深める作業を、腰を据えて実践してみてはいかがでしょうか?
自分もまだまだ未熟ですが、これからもユーザーや求めているモノを意識して、
Webマーケティングを実践していきます。