今回は、Webマーケティングにおいて基本の「ペルソナ」と「マーケティング」について、デジタルマーケティングの観点から解説していきます。
さて、みなさんはマーケティングで重要なペルソナについてご存知でしょうか?
特にWebマーケティングを始める際、こんな経験はありませんか?
「知らない人をどんな風にイメージすればいいのかわからない」
「とりあえず作ってみたけど、正しいのかわからない」
そんな方のために今回は、Webマーケティングにおいて基本の「ペルソナ」と「マーケティング」について、デジタルマーケティングの観点から解説していきます。
この記事を読むことで、
- ペルソナの意味
- Webマーケティングとの関連性
- 具体的な作成方法、必要な項目とその意味
などについて理解が深まりますよ。
Contents
Webマーケティングを始める方のために!ペルソナを作成するメリットとは
ペルソナを立てるメリットは以下の通りです。
ターゲットが明確になり、戦略・戦術がぶれなくなる
Webマーケティングで重要な目標。その目標に対してPDCAを立てる際のP(企画)で、どのターゲットに対して売るかを明確にできます。
仮に、ターゲットとしたユーザーからの購入率が低かった場合、企画がずれているという仮説が立てられるため、
- ターゲットを変え、
- 再度企画を立て直し、
- 商品・サービスのリブランディング
などに繋げることができます。
ターゲットの属性に刺さりやすい戦略になる
ターゲットが明確になっていれば、その人物が抱える欲求を揺さぶるようなプロモーション方法を取ることができます。
つまりターゲットユーザーに合わせ、Webサイトの色や文言、訴求するためのツールはメールになるのかSNSになるのか、などユーザーに合わせた訴求方法を考え実行していくことが大切ですね。
僕はこうする!実際のコンテンツマーケティング実施時のペルソナ作成方法を解説
自分はコンテンツマーケティングがメインの業務ですので、その業務時のペルソナ作成方法がメインになります。
が、おそらくこのさ作成方法は僕だけではなく、さまざまなやり方があるかと思います。
考え方の一つとして見ていただければ幸いです。
Step1:「起承転結」をイメージする
何事も始まりがあって終わりがあるように、答えにたどり着こうとする人には「悩み始まり」があって、解決方法に着地するもの。
生活をよりよくするために、モノは作られ、サービスが生まれます。何かを知りたい・解決したいと思う人は行動し、どの行動を把握するのがペルソナ作成の目的です。まずはその大まかな流れをイメージするとスムーズ、かつより具体的なペルソナをイメージすることができます。
Step2:「状況をイメージする」
大まかなイメージを抱いたあとにすべきなのは、ターゲットの状況です。
どんな状況の時で、どんなことを思い行動に移すのか、何を使って調べるのか、など行動の起点となる「時」を明確にしてください。
そうすることで、ターゲットがどんな主婦なのか、またはどんなサラリーマンなのか、などをイメージすることができます。
Step3:「悩みを明確にする」
悩みのない人はいないほど、人間は考え、自身の生活をより良いものにしようする動物です。ターゲットユーザーも同じで、何かのきっかけがあり、何かを解決したいと思います。
その際に抱えている悩みは何かを明確にすることで、その悩みをサービス・商品で解決できるかが明確になります。
Step4:「どのようにしてコンテンツにたどり着くか」を明確にする
これがマーケティングを行ううえで、一番重要かもしれません。
商品・サービスにたどり着く方は、Webで知るのか、紙媒体の広告で知るのか、人づてに聞くのか、マーケティングで考えるべき課題はこういったポイントになります。
マーケティングで重要なのは、商品・サービスが売れる仕組みを確立すること。どこにどんなものをどのように愛知するかで、売れ方が変わりますよね。
ターゲットがWebを活用しない年代にも関わらず、Webで情報を訴求するのは効率が悪く、紙媒体を見ない世代に対して紙で訴求するのは効率が悪くなるのは当然です。
Stepに分けて解説させていただきましたが、これはほんの一部作業です。
業態・サービスに合わせて変える必要がありますが、軸となるのはこの4Stepだと思います。
まとめ
ペルソナは、マーケティングをおこなううで重要な作業の一つ。ペルソナを明確にするためだけの投票アンケート調査や解析ツールがあるほど重要なものであり、これをおろそかにすることは、計画の根幹を整えないことと同等です。
- 心理学からきたことばがマーケティングで活用されている
- ペルソナを理解することは、消費者を理解すること
- ペルソナが不明確であれば、PDCAに繋がらない
ペルソナは時代によって変わるものであり、理解することが大切です。何かにつまずいたときは、数字だけでなく定性的なものやペルソナをもう一度見直してみるのも改善に繋げるための手段かもしれませんね。